おねしょ律子

889 名前: おねしょ律子 [sage] 投稿日: 2010/01/30(土) 18:54:54 0
「ちょっとプロデューサー、いい加減にしてください!」
 ヒステリックな声が事務所に響く。俺の担当アイドル、律子の声だ。
「どうしてこんな簡単な仕事もできないんです?」
 俺はうんざりしながらヘラヘラ受け流す。彼女の俺に対しての叱責は的を射ていて本来ならありがたく受け止めねばならない。
しかし、ウスノロだがプライドだけは高い俺は、Aランクアイドルでありながら、事務仕事をも完璧にこなす彼女を受け入れられず
憎んでしまっている。今日もガミガミと叱り付けられて甚だ不愉快だ。

 こうして俺は身勝手だと自覚しながらも、プライドを傷つけられた仕返しにあるイタズラを決行することにしたのだ。

「プロデューサーはこっちをやってください」
律子は俺のミスの穴埋めをしながら俺に指示を出す。こうやって何でもできちまうところが気に入らないんだ、クソッ!
俺は与えられた仕事をやりながら、特製コーヒーを淹れる。コーヒーを少し冷まして利尿剤と睡眠薬をぶち込むのだ。
味はひどいことになっているが、仕事に没頭する律子の集中力は凄まじいので問題ない。そっと律子に差し入れると
俺に一瞥もくれず無造作にカップに手を伸ばし、くいっと飲み干した。薬を変質させないように冷ましたのが功を奏した。

「ふぁ~~あ」
特製コーヒーを飲み干してからしばらくすると、律子は何度と無くあくびをし、しきりに目をこすっている。頃合だ。
「律子、疲れてるんじゃないか?次の仕事に響くとまずいし、少し仮眠をとったらどうだ?」
「ふぁ~、そうね。少し休もうかしら」
目をこすりながら立ち上がる。「誰のおかげで…」と言いたそうだったが、さすがに一服盛られていると素直に応じる。
「次の仕事まで……、ん、結構あるわね。3時間ほど仮眠をとるわ。アラームをセットするけど、一応起こしに来て下さいね。」
仮眠室へと歩いていく律子を俺は満面の笑みで見送った。

890 名前: おねしょ律子 [sage] 投稿日: 2010/01/30(土) 18:56:18 0
 ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
 仮眠室でアラームが鳴る。20秒ほどでゴソゴソと音がしてアラームが止んだ。続いて「ひっ」と小さい悲鳴が起こった。
よし!上手くいったぞ!俺はわざと大きな音が鳴るようにガチャガチャとドアノブをまわし、部屋へ入る。
「律子ー♪時間だぞお、よく休めたかあ?」
「あっプロデューサー、こ、来ないでください!!イヤッ!違うんです!ダメッ!!!み、見ないで!!!!」
律子はドタバタと必死に体裁を取り繕うとしている。が、なにもできてないよw
「おい…こりゃあ一体どうしたんだ……」
わざとらしくならないように動揺を装う。律子はびしょ濡れ、律子が寝ていたマットには地図、部屋はおしっこ臭い。胸がときめく。
「律子、お前……“おねしょ”しちゃったのか…?」
律子は“おねしょ”という単語にビクッと反応し激しくうろたえたが、小さくうなずく。
「え、あ、マジで?え、えーとお茶をこぼしたとかではなく?え、じゃホントに“おねしょ”したの?
 18にもなって? 高校生だよね?」
律子は顔を赤くして小さくなってしまっている。俺のペニスはバッキバキに勃起している。これだ!!これだよ!!!
「まだおねしょ治ってなかったの??え?違う?そうだよね、幼稚園までだよねおねしょが許されるのは。
 普通は18の高校生はしないよね、おねしょ。くさっ!おしっこ臭い。すごい量出してんな、おむつ着けてても漏れるよ、こりゃ。
 しっかり者の律子もおシモの緩さは幼稚園児並みなんだね…」

「うああああああああーーーーーーー!!ひっっ、うあぁあああーーーーーん!!」
突然律子は堰を切ったように泣き出した。

えっ泣いている……?律子が?あの律子が?泣いてる、泣いている……!!!
ドピュッ!!ピュっ!!
律子の泣き顔を見て、俺のペニスは激しく精を吐き出していた。

891 名前: おねしょ律子 [sage] 投稿日: 2010/01/30(土) 18:57:41 0
射精の快感にひとしきり酔いしれた後後悔の念が押し寄せる。
何をやっているんだ、、、俺は!いくら優秀とはいってもか弱い女子高生だぞ!冷静さを取り戻すと途端に律子の涙にいたたまれなくなってくる。

「悪い!!律子!本当にすまない!!動揺してひどいことを言ってしまった。体調の悪いときには誰だってあるさ!
 さあ泣き止んでくれ、後始末をしちゃおう、ほら」
律子を促して立たせる。自己防衛のためか、少し退行しており、おもらしをしてしまった女子小学生のようだ。
「服、脱がすよ…?」
泣きじゃくりながら小さくうなずく。律子の服はバケツをひっくり返したかのようにズブ濡れだ。スカートは面積の半分以上が濃く変色しており、
ブラウスは背中までぐっしょりで肌にぴったりと張り付き、ブラが透けて見える。
美しい……。
ボタンを外す手が震える。艶めかしく濡れた律子の裸体が現れると、俺のペニスは、精液に汚れたパンツの布を纏いながらも、優しく、
あくまでも優しく、それでいて強く勃起していた。こんなに清らかな気持ちで勃起するのは初めてだ…!
「お湯、とってくるな」
給湯室からお湯とタオルをとり、急ぎ戻る。
タオルをお湯に浸し、きゅっとしぼり、律子の肌にそっとあてがうと

ビククッン

背筋に電流が走り、俺は射精を伴わず絶頂に達していた。ひとふきごとに快感とともに勃起は収まっていき、
すっかりきれいになると平常を取り戻していた。
律子は鼻をすすっているが泣き止んでいる。
「今日の仕事はキャンセルして、ゆっくり休もう、な?送るから帰るんだ」
律子はこっくりとうなずいた。

892 名前: おねしょ律子 [sage] 投稿日: 2010/01/30(土) 18:58:31 0

律子の自宅へと向かう車内はいやに静かだった。ジャージを着た律子の顔は幾分安らいでいる。
律子宅の前に車を停めるとぽつりと律子がつぶやいた。
「プロデューサー、今日はありがとうございました。後始末まで全部してもらって…」
「いや、俺が悪かったんだ。律子に負担をかけっぱなしで。律子疲れてたんだよ。今日はゆっくりお休み。
 そうだ!栄養剤があるんだよ、これを毎晩寝る前に飲むんだ。それでまた明日からがんばろう!!」
「はい、プロデューサー。それじゃあ、また明日。」
いつもより心なしかおしとやかに車を降りる律子。
こんなに愛おしい気持ちで律子と別れたことは今までに無い。明日からは心から律子の力になれると思う。


しかし、なぜ俺は最後にまた利尿剤を渡してしまったのだろうか………?

  • 最終更新:2010-02-06 13:42:09

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