響いじめ その1

26 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 16:28:33.30 0
春香「お、おはようございます、プロデューサーさん、あ、なんだか獣臭くありませんか?」
やよい「おはようございます。プロデューサー。なんだか動物臭いので、後で窓開けて換気してきますね」
響「……」
どうしてこいつらは。
仲良くすることができないのだろうか。
春香はともかく、やよいまで響のことを遠回しにクサいと言っている。
2日に一回しか風呂に入らないやつにそんなこと言われたくないだろうに。
響が可愛そうだ。
沖縄から一人できてこんなに頑張っているというのに。
P「おはよう響。調子はどうだ?」
俺は明らかに暗い響に声をかけた。
響「べ、べつになんくるないさー。早くウチに帰ってペット達とじゃれ合いたいとか思ってないから」
本音が漏れてますよ、響さん。
P「そうか。それじゃ」
俺は机の上にあったファブリーズを響に向って噴射した。
シュ、シュ、シュと、三回ほど響の体全体に掛かるようにして。
響「な、何するんさー!?」
響が俺がしたことが信じられないみたいだ。
ユニットメンバーの中で孤立していても、俺だけは響の味方のふりをしていたからな。
P「営業する時にペットのフンみたいな臭いをしていたら相手に失礼だろうが」
実際に臭いがするわけじゃない。
響が可愛い。一人で孤立していく響が可愛い。
春香「プロデューサーさん、そんなことしても無駄です」
春香は鞄の中にしまってあったトイレその後にをとりだして。
シューーーーーーーーーーーーーーー。
春香「フンの臭いなら、こっちじゃないとおちませんよ」
響「な、な」
やよい「さすが春香さんですっ!!響さんより春香さんの方がリーダーにふさわしいかも」

28 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 18:29:19.60 0
今にも響は泣きそうだ。
けど強がりな響は決して人前で泣いたりはしない。
簡単に泣いたりしない響だからこそ、雪歩とはまた違った虐めがいがある。
響「そ、そのごめん。ちょっとトイレ」
顔を伏せたままトイレへと駆け出す響。
そんな響を春香は妨害しようとするが、俺はあえて妨害をやめさせた。
春香「プロデューサーさん、どうしてトイレにいかせんたんですか?」
P「いい質問ですね!!本当におしっこにいくならトイレに行かせないでここでお漏らしさせてたよ」
やよい「もしかして、雪歩さんを虐めてた時みたいに個室に入ったところにバケツで水をかけるんですか?」
P「それはそれで面白いけどね。雪歩の時と同じことをして反応を比べるのも面白いけど虐めとは常に進化するものだよ。ちょっとこっちにきな」
俺は春香とやよいを小鳥さんのディスクの前まで連れて行く。
小鳥「プロデューサーさん、準備ばっちりです」
小鳥さんのPCの画面にはちょうどトイレの個室に入った瞬間の響の姿が映されていた。
やよい&春香「!!!」
そこには必死に声を抑えてすすり泣いている響の姿があった。
P&小鳥「萌え~」
春香「古ッ」
なんて春香がつっこみを入れているのもつかの間、響が屈みこんだ。
P「まさか……」
小鳥「パターングロ。ゲロです」
それはとびっきり苦しそうな表情で、それはとてもとても醜いモノを口から吐き出す。
やよい「はわわ」
虐めによるストレスで吐瀉をするようになった。
小鳥「これもシナリオを内ですか?」
P「あぁ。後で録画したファイルを俺のPCに転送しておいて下さい」
正直に言うと響が吐き出したものも転送して欲しいが。
P「じゃあ、響が元気な振りして戻ってきたところで営業に行くぞ」
春香&やよい「はい」

30 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:28:56.68 0
春香&やよい「ただいまです♪」
二人の元気な声が事務所に響きわたる。
響「……はぁ。やっと終わった」
対照的に響は落ち込んでいた。
P「犯したいなぁ」
俺は聞こえない程度の声でつぶやく。
春香「今日もやよいとのお仕事楽しかったなぁ」
やよい「うっうー。春香さんとお仕事ならどんなのでもバッチこいーです」
響「あの。もう帰ってもいいかなー」
P「うん。早く帰って」
やよい「なんか臭いがするなーって思ったら、響さんいたんですね」
春香「コラやよい。本当を言ったら可愛そうでしょ」
響「それじゃ、さよならっ」
逃げるように響は帰っていく。
P「さて、響も帰ったことだしちょっと今後の活動について話をしよう」
夜の事務所の秘密会議。
P「お前らさ、そもそもなんで響のこと虐めてんの?」
春香「え?沖縄人のくせにちょっと才能あるからってエラそうだからちょっとお灸をすえてるだけですよ?」
確かにあの何でも自身がある態度はムカつくよな。
レッスン中に春香はこんなのもできないのかー?って言われからこの虐めは始まった気がする。
やよい「肌の色が黒くて気持ち悪いかなーって」
雪歩の時は肌の色が白くて気持ち悪いとか理由で虐めてませんでしたっけ?
P「とりあえず雪歩の時みたいに顔や身体に目立つ傷をつけるような虐めだけはやめてくれよな」
春香「雪歩が寝てる時に起こそうとしてタバコで頬に根性焼きしたのはプロデューサーさんですよ?」
P「だって天使みたいな寝顔だったもん。それに春香だって生理でイライラするとか言う理由で体にアザができほど雪歩のこと殴っただろ」
やよい「次の日グラビア撮影で、プロデューサーが必至に謝ってるの今でも覚えてます―」
P「う……あれトラウマだ……思い出したくない」
小鳥「みんな楽しい話をしてますね。お姉さんも仲間にいれてほしいな」
小鳥さんがみんなの分のコーヒーを淹れてやってきた。
春香「あ、私クッキー持ってきたんです。みんなで食べませんか?」
お菓子とお茶。
楽しいおしゃべり。
これぞガールズトーク。
小鳥「あのー。ガールズトークって一人男の人が混じってますけど」
P「小鳥さん。地の文章につっこみを入れないでください」
じゃないと小鳥さんだってガールって年齢じゃないって突っ込みを入れちゃいますよ。
春香「これからどうやって響ちゃんをいじめていくんですか?」
P「そうだな――」
俺たち4人はこれからの計画について話をした。
あれがいい、あっち方がいいのではないか。
あの時の反応は最高だった。
など。
結局のところ虐めこそ最高の娯楽なのだ。
一人の不幸で4人が幸せになれるのならそれでいい。
誰かたった一人の犠牲で春香ややよい、小鳥さんに対して話のネタができる。
僕らは終電の時間がくるまでひたすら話し続けた。

33 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/10(日) 00:12:41.25 0
※ここから響視点です

ただいま。ただいま。
「ワンワン」
いぬ美がしっぽを振りながら自分を迎えてくれた。
扉を開けると同時に、抱きついてくる。
「あはは。くすぐったいってばー」
フカフカの毛はとても暖かい。
「ほんと、に、ああああああああああああ」
いぬ美だけでなく、ぶた太、ハム蔵、ヘビ香まで自分に飛びついてくる。(漢字まちがってたらすいません)
東京で自分の味方はこの子たちだけ。
「うぐっ。沖縄に帰りたいよお」
家に帰ると気が緩んでつい泣いてしまう。
「ブヒッブヒッ」
「そうだよね。トップアイドルになるまで島には……絶対に戻らない」
自分にこの子達がいる。
どんなにつらくても自分にはこの子達がいる。
「プロデューサーも春香もいじわるだけどさ、それでも今日はついにドットトップTVでトップに10に入れたし」
悔しいけど自分が辛ければ辛いほどユニットの人気は上がっていった。
春香とプロデューサーの実力は本物だ。
悔しいけど自分一人ではここまで人気アイドルにはなれない。
「うん。一人がどんなに辛くても。自分はトップアイドルになってみせるよ」
涙を拭く。
「そうだ。今日もファンレターを沢山もらったんだった。すごいだろー」
「シューシュー」
「そうだね。みんなは字が読めないから今から読み上げるぞ」
「響ちゃんへ。TVみました――」
一つ一つファンレターを読んでいく。
やっぱりうれしいな。
アイドルなってよかったさ。
自分を応援してくれるファンのためにも、やっぱり今は沖縄へは戻れない。
自分は雪歩みたいにはならない。
なりたくない。

57 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/12(火) 23:42:09.56 0
P「今日はダンスレッスンに行くぞ」
春香&やよい「はい」
響「……うん」
ここにはやっぱり自分の居場所はない。
居場所はないくせに、仕事はあった。
気分の乗らない事務所からスタジオへと移動する。
小鳥「それじゃあレッスン頑張って下さいね」
車でレッスンスタジオ送迎してくれたピヨコが自分達に別れを告げた。
ピヨコは今事務所で普通に接してくれる唯一の存在だ。
いじめに加担しないという意味だけど。
とりあえずトレニング用のヨガウェアに着替えよう。
身体を動かしている間はいやなことを忘れられるし。
それにレッスンや仕事の時は真剣なので春香達も何もしてこない。
ロッカーの並んだ更衣室へと入る。
アクセサリーを外して、上着を脱ぎ、シャツを脱いだ。
上に着けているブラジャーだけになる。
そして鞄に入っていたヨガウェアのタンクトップを手にしようと瞬間、春香にひったくられた。
響「な、なにするんだよ。返してよっ」
春香「響ちゃん、ちゃんとこれ洗ってるの?」
響「もちろんだよっ」
やよい「でもなんだか臭くないですかぁ?動物園に行った時みたいな臭いしますっ」
必至に春香から取り返そうとしたところで、やよいにパス回しされる。
やよい「うっうー。うちの学校のトイレより酷いかも」
春香「響ちゃんって洗っても取れないくらいの体臭ってこと?」
響「臭いがするのはわかったからさ。かえしてよ」
春香とやよいのニヤニヤした顔。
自分が泣きそうになればなるほどニヤニヤしていく。
必至にやよいから取り返そうとする。
やよいとの体格差を考えれば、と思ったところで再び春香へとパスワーク。
やよい「パス。ずっと持ってた手が腐っちゃいますっ」
春香「そんなのいらないってば、パス」
やよいの方へと再び投げられる。
カットしようとするも、背の低い自分ではギリギリ届かなかった。
響「返してってば!!」
春香とやよいに挟まれた状態で、涙目になって訴えた。
しかしそれが余計に春香達をエスカレートさせる。

59 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/12(火) 23:48:51.31 0
春香「あ」
何度かパスワークを繰り返すうちに、コントロールが崩れた。
やよいと自分が同時に服をつかんだ。
響「返してってば」
二人で服をひっぱりあう。
やよい「服がやぶれちゃいますよっ」
そんなことはおかまいなしに。
取り返そうと必死だった。
その間に春香が何をしていてももちろん気づくはずもなく。
春香「響ちゃん、やよい!!」
春香が叫ぶ。
思わずそっちの方をみた瞬間に、ヨガウェアのタンクトップはやよいに再びとられてしまう。
しかしそれよりも衝撃な光景を目にした。
春香「ねぇ、コレここから落としてもいい?」
春香が窓の前に立っている。
外から見えないすりガラスの窓。
着替える時はもちろん閉まっている。
それが開いていた。
響「やめてよお」
春香の手には自分の鞄と、自分が脱いだ服。
どう考えてもそれ窓から放り投げるつもりだ。
やよい「ここって4階ですよね。取りに行くの大変そうだなー」
春香「まだ落とすなんて言ってないでしょ。でもこの下が駐車場なのが残念」
このままブラジャー姿で荷物を取り行かされかねない。
しかも鞄の中には携帯だって入っている。
もし落とした衝撃で携帯が壊れた沖縄のアリスとも連絡が取れない。
それだけはなんとかしなくちゃ。
春香「落としてほしくなかったら言うこと聞きなさい」
響「わかったよ」
春香「大人しくすればちゃんと返すって約束するから」
きっといくら春香だって満足すれば窓から人の荷物を捨てるなんて酷いことはしないはず。
うん。
春香だって人間なんだし。
同じ事務所のユニットなんだし。

60 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/12(火) 23:49:52.38 0
春香「とりあえず服を脱いで」
言われた通りに履いていた残りのズボンも脱いだ。
響「これでいい?」
下着姿で春香に問いかける。
春香「パンツとブラも」
響「え?」
春香「別に女の子同士なんだしいいじゃない」
やよい「はやくしないと春香さんなら本当に落としちゃいますよ?」
ここは従わないと……。
ブラのホックをはずし、ワイヤーに手をかけてブラを取った。
それをカップを合わせてたたみ、床に置いた。
一瞬ためらってけど、パンツも思い切って脱いだ。
響「ぬ、脱いだぞ。もういいでしょ」
女の子同士でもやっぱり恥ずかしいぞ。
春香「胸と股を腕隠すのやめなさいよ。気を付け」
響「うっ……」
小学校の体育みたいに気を付けをした。
もちろんその時は全裸じゃなかったけど。
やよい「乳首も肌と一緒で黒いと思ったら違いましたー」
やよいがマジマジと裸を見てくる。
同性でも自分だけ裸になるのはなぜか惨めだった。
春香「あははははははは」
ぴろりろりーん。
春香が笑いながら携帯で写メを撮っていた。
響「ちょっ、とらないでよっ」
春香を止めようとするが。
春香「そのままじっとしてないと服を落とすよ?写メばらまくよ?」
そんな風に脅されると、一歩も動けない。
春香「やよいも何か響ちゃんに命令したら?」
やよい「そうですねー。じゃあ響さん、私たちに謝って下さい」
何を謝るだよっ。
謝るのはそっちだろっ。
やよい「なにぼっーとしてるんですか?謝る時は土下座ですよ?」
春香「土下座ですよ!土下座!!」
正座した。
硬くて、冷たい床。
手をついた。
頭を床にこすり付けた。
もちろん頭を踏まれた。
年下のやよいに足蹴にされるなんて屈辱以外の何物でもない。
肌を隠す衣類など身に着けてもいない。
響「ごめんなさい」
泣きそうなのをひたすら我慢して、体を縮こめて。
やよい「動物臭くてごめんなさい。みなさんに臭い思いをさせてすいませんって」
響「……動物臭くてごめんなさい。みんなに、臭い思いをさせてすいません……」
やよい「とても臭いので、気が付いたら消臭剤をかけて下さい」
響「自分はとても臭いので、気が付いたら消臭剤をかけて下さいっ……」
視界が涙で滲んだ。
春香「あはははははははははははは、おっかしー」
やよい「とうとう自分で臭いって認めましたね」

62 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/12(火) 23:52:41.28 0
酷い。
言わせたのはそっちなのに。
春香「いやー。今度は思わずムービーで撮っちゃった」
やよい「後でみせて下さいね」
惨めだ。
春香「そろそろ服と鞄返してあげよっか。ここまでやったし」
やよい「そうですね。私たち何も悪魔じゃないですし」
ああ、やっと返して貰える。
きっと自分は最高に緩みっ切った表情をしていただろう。
立ち上がって、春香をの方へと一歩踏み出したその瞬間。
春香「響ちゃんってほーーーーんと、ヴァァァカァァァァだよねっ」
悪魔が笑って、それを窓から放り投げる。
やよい「ついでにこれも捨てちゃいますっ」
やよいはいつの間にかさっき脱いだ、いや脱がされたブラジャーとパンツとズボンを持っていた。
それは紙屑をゴミ箱に捨てるような動作で。
春香「ねぇ今どんな気持ちwwww約束破られてどんな気持ちwwwwww」
手のひらに爪が食い込むほど拳を握る。
震えていた。
あのAAのように。

75 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/14(木) 23:33:01.03 0
響「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
我慢できなかった。
自分の感情を抑えることができなかった。
怒りのエネルギーを握りしめた右手に込めて春香に殴りかかる。
そして拳は春香の顔をへと。
その顔をぐちゃぐちゃにするはずだった。
響「なっ」
春香が自分の拳を受け止めた。
春香は笑っている。
その目はこれでどれだけ殴り返してもこれは正当防衛だと言いたそうに。
やよい「さすが春香さんですね。雪歩さんをあれだけ殴って鍛えた甲斐がありましたね」
春香「素人の感情に任せたパンチなんて防げて当然だよ」
春香は受けて止めた握りこぶしをそのまま握る。
響「いたいっ放してっ」
そのまま握り潰されそうになる。
指の骨が折れそうに痛い。
響「ああああああああああああああああああああああああああ」
絶叫。
どうしてこんなに春香は握力が強いんだっ。
右手を放そうと引っ張るが離れない。
響「あ」
そして体が一瞬宙に浮いた。
足払いをされたからだ。
両足をすくれた自分はバランスを失い、重力に逆らえないまま床へと。
ドン、と嫌な音。
お尻を派手に激突させ、そのまま後ろ頭もぶつけた。
やよい「春香さん柔道でも習ってったんですか?」
春香「昔YAWARAちゃんってアニメを見てたのをマネしただけ」
これが柔道の技だったとしてもちろん受け身なんてとれていない。
そして仰向けて寝ている自分はとても無防備だ。
76 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/04/14(木) 23:34:05.61 0
春香「実に踏みごたえのありそうなお腹……」
やよい「……」
頭を打ったせいで軽い脳震盪をおこしている。
そのせいで春香が足を乗せても抵抗できない。
響「あ、だめぇ、あああああああ」
そのまま春香が足に体重をかけてくる。
響「く、くるしい……」
お腹が圧迫される。
腸苦しい。
朝ごはんをすべて戻してしまいそう。
響「も、ぐ、」
春香が腸をマッサージするように足を動かす。
足で柔らかいお餅をこねるように。
やよい「そ、そろそろやめないと中身でちゃいますよ」
春香「そうね」
ようやく圧迫感から解放されて、ほっと一息。
やよい「うっう~ラブ注入!!(キック)」
春香の足から解放されたお腹めがけて、やよいが思いっきり飛び乗ってきた。
響「がああ」
37キロの体重を利用した踏みつけ攻撃。
内臓が破裂したくらいの衝撃。
腸がつぶれたかもしれない。
響「ぼおえええええええええええええええええええええ」
アイドルにはとてもふさわしくない汚い悲鳴だと自分でも思う。
消化途中だった朝ごはんは口からあふれる。
ゲロなのに飛び出ると表現を使いたくなるような感じで。
それと当時に物凄い勢いで糞尿をまき散らす。
ゲリ便をロケットのような勢いで床にまき散らす。
床の上で尿と便が混じり合う。
やよい「すごいです響さん。ゲロ吐きながらうんちとおしっこをするなんてなかなかできませんよ」
春香「汚いなぁ。人前で裸で漏らすんて、臭いだけじゃなくて行動も動物ね」
したくてしたわけじゃない。
人前で漏らすなんて人間としての尊厳まで傷つけられる。
排泄姿なんてどんなに好きでも、仲が良くても、家族でさえも見られたくはない。
春香「やよいが踏んづけた瞬間信じられないくらいお腹が凹んでたよ」
やよい「ブリブリブリーってすごい音でしたねー、それにしても汚い顔ですー顔周りがゲロと鼻水と涙で汚れてますっ」
痛みで意識が遠のく。
P「お前らいつまで着替えてるんだー早くしろ―」
春香「ごめんなさい、今行きます」
春香とやよいが更衣室を出ていこうとする。
春香「響ちゃんも早くしてよ」
このまま意識を遮断で二度と現実に戻ってきたくない。
194 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/05(木) 18:39:55.94 0
朦朧とした意識の中、プロデューサーの指導の声が聞こえてくる。
レッスンに関してはみんないつでも真剣だしプロデューサーの腕は完璧さ。
響「うぅ、あああ」
お腹が痛い。
内臓がいまだにかきまわされている感じ。
そういえばやよいにお腹を蹴られて、それでどうなったんだっけ?
P「よし、ちょっと休憩するか」
プロデューサーが曲を止めた。
P「お、ようやく気が付いたみたいだな」
プロデューサーが自分の方へ駆け寄ってくる。
響「うん。あれ?うわああああああああああああ!!なんで自分服着てないんだあ!?」
しゃがみこんで腕なるべく体を隠そうとする。

195 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/05(木) 18:45:33.46 0
なぜ自分はレッスンスタジオで全裸でいるんだ。
って服脱がされて、それを窓から捨てられて……。
やよい「動物が服を着るのはおかしいかなーって」
春香「動物にダンスという芸を覚えさせるのもなかなか難しいですよね」
P「動物って言うよりメス豚?メス犬?まぁ敏腕の俺に不可能はないぜどんなダメなペットでもしつけできる自信があるからな」
相変わらずの獣扱い。
そ、そんなことよりお、男に裸見られるなんて!!
響「こんなこと犯罪さ!痴漢さ!セクハラだ」
顔を真っ赤にして訴える。
P「ごちゃごちゃうっせなー。お前みたいな琉球人の裸みてもなんもうれしくねえんだわ。それこそサルのメスの裸みるのと変わらんの」
女の子の裸を見たうえにそこまで言うなんて。
女の子としての価値が一つもないと、性的な意味での全ての否定。
P「さて。休憩はここまで。もう一回最初からいくぞ」
春香&やよい「はい」
プロデューサーがCDプレイヤーの再生ボタンを押す。
  • 空見上げ 手をつなごう この空は 輝いてる-
春香とやよいは再び踊りだす。
私をおいて。
P「おい。なんで響は踊らないんだ?」
もしも言葉に温度があるとしたらそれは-100度を下回っていると感じ取れるぐらいに怒っていた。

196 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/05(木) 18:48:04.72 0
響「だ、だって」
恐怖で言葉がでない。
しゃべったら泣き声になると思った。
  • この空は輝いてる-
P「立てよ。踊る気がないなら沖縄に帰れ。全裸で」
ドスのきいた声。
なんでヤクザの脅しぐらいの迫力の出せる人がこんな所でアイドルのプロデュースなんてやってるのさ。
響「はい」
自分は立ち上がった。
今度は隠すことなく体のすべてをプロデューサーに見られた。
乳房も。
乳首も。
脇も。
お腹も。
お尻も。
毛が生えている性器さえも。
鏡には全裸の自分が映っている。
動物のように裸だったのは自分だけ。

197 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/05(木) 18:49:36.54 0
恐怖心が羞恥心を上回ったことに後悔だ。
響「あ……」
そして自分はもう一つ嫌なことに気付いた。
ツーゥ、と。
太ももに赤い血が。
響「まさか」
今度は床に赤い斑点模様をつける。
響「どうして……」
このタイミングで生理が来るんだよお。

204 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/06(金) 22:57:38.33 0
P「おいおい。血がでてるぞー。どこか怪我してるのか?」
プロデューサーが太ももに垂れた経血を見てそういった。
響「み、みないでよっ!!」
プロデューサーが自分のアソコを見てくる。
P「自分の担当アイドルの体調を把握できないないのようではプロデューサー失格だからな」
自分はアソコを手で隠して見せないようにする。
P「もし何かの病気だったらどうするんだ?だからせい…じゃなかった血が出ている部分を見せなさい」
絶対生理ってわかって言って生理中のアソコをみようとしている。
必至に手をどかそうと腕を掴んでくる。
春香「響ちゃん。恥ずかしがってないでしっかり見せないと」
やよい「大丈夫ですよー。響さんなんかにプロデューサーは欲情しませんから」
そう言って春香とやよいの二人は両脇からがっちり押さえこんでくる。
両腕の自由もきかず、足を閉じて股を塞ぐこともできず。
響「や、やめてよっ。もう……」
プロデューサーはしゃかんで、両足のもも掴んで股の下をじっくりと観察する。
P「やっぱりお股から血が出てるよ。おまんこが赤い」
そしてプロデューサーは鼻を近づけた。
P「クンクン。臭い……おえぇ」

205 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/06(金) 22:59:16.17 0
生理中の匂いまでかがれた。
おまけに臭いといわれて惨めだった。
春香「パターン赤。生理です。プロデューサーさん、きっとこれ生理ですよっ。生理」
P「生理かー。気付かなかったわー。俺女じゃないからわからなかったわ―」
本当にわざとらしかった。
やよい「経血も臭いですっ。体臭もキツイのに、生理臭も混じって最悪ですっ」
臭いといわれることはこれほどまでにみじめだとは。
響「生理ってわかったなら誰かタンポンかナプキン貸してよっ」
生理用品は鞄の中にあったので、現在自分がもってるいるものはない。
春香「ごめんねごめんねー。お前に貸すタンポンはねぇ!!」
やよい「うっうー。私はまだ当然生理が始まってないので持ってないですー」
こんな会話しているあいだもどろりとした経血の塊がぽたりと落ちた。
もう少しでプロデューサーの顔にあたるところだった。
P「しかしこれが生理中のまんこかー。勉強になるわー」
プロデューサーは真っ赤になったアソコ必要以上に見つめてくる。
美術でスケッチするために被写体をじっくり観察するように。
響「もうゆるしてよっ……」
P「しかしこんなに血を垂らすんだから女の子が貧血になる理由がわかる気がする」
そんなことに関心してなくていいからもう見ないでよお。
せめて下着だけでもはかせてよっ。

206 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/06(金) 23:00:22.94 0
こんな状態女の子同士にだって見られたくないのに。
P「それにしても刺激的な臭いだな。響もかいでみろよ」
信じられないことに床にこぼれた経血を指で救い、自分の顔に近づけてきた。
響「ひいっ」
目を瞑って少しでも距離をおこうとする。
春香「プロデューサーさん、きたないですよっ」
P「そう?じゃあえい!!我那覇ちゃんぺっ」
プロデューサーは信じられないことに手についた経血を自分の鼻と上唇の間の所に塗りつけた。
響「いやあ。汚いっ」
やよい「自分のですよー」
P「精液を塗りつけたわけでもないのに大げさだなあ」
響「自分の体から出た排泄物がきれいなわけないだろ!!自分で自分の鼻水やおしっこが汚いと思うのと同じだよっ」
P「まぁ俺も自分の精液や我慢汁なんて絶対顔に浴びたくないしなぁ。じゃあ」
そしてプロデューサーは今度はアソコに直接人差し指いれた。
響「あんん」
生理中で敏感のアソコは少し指を入れただけで色声をあげてしまった。
響「ああああああっ」
中をくちゅくちゅをいじくりまわされる。
恥ずかしいのに感じてしまうのがくやしい。
そして真っ赤に染まった指を自分の目の前に持ってきて
響「やめて、うぐ」
拒絶の言葉を叫ぼうと開けた口の中に経血で塗りたくられた指を入れてきた。
響「ごほっ、げほっ」
広がる鉄の味。
少しでも吐き出そうと無理やりに咳き込む。
P「どう?おいしい?まいうー?」
おいしいわけがない。

207 名前: 前スレ931へ [sage] 投稿日: 2011/05/06(金) 23:01:32.60 0
腐った塩おにぎりみたいな味だ。
春香「プロデューサーさん、早く手を洗った方がいいですよ。経血には最近がいっぱい含まれてますからね」
そんなものを舐めされられたんだ。
P「さて。生理とわかったところでそろそろダンスレッスン再開しようか」
やよい「病気じゃないなら安心してレッスンできますねっ」
響「生理なんだからやすませてよっ」
P「生理だからってレッスン休めると思うなよ。学校の体育じゃねんだぞ」
春香「生理は甘え(笑)」
……。

こうして自分は裸で経血を垂らしながらダンスを踊ることになった。
裸で胸を揺らしながら床に経血で模様を作っていく。
そんな自分を大きな鏡で見ると惨めで惨めで。
雪歩じゃないけど穴掘って埋まっていたかった。
ワールドイズオールワンを聞くたびに今日の事を思い出しそうで、二度と聞きたくないトラウマ曲になった。

  • 最終更新:2011-12-04 11:01:56

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード