Pを土下座虐待

伊織「ほら、ドゲザしなさい、土下座して謝りなさいよ?」
P 「うぅ……申し訳ない」 へなりっ

 ライブが終わり。ここ765プロ事務所では、本来、楽しい打ち上げが行われているはずだった。
しかし場は不気味に静まり返り、部屋の真ん中では、地面に両手をついたPが765プロの全員に取り囲まれている。

あずさ「まさか私だけじゃなくて…」
やよい「あの、私にぉっぱぃ、プロデューサーにことあるごとに、さわられて……うぅう…」
千早 「――――立場を利用して、プロデューサーは、嫌がる“みんな”の胸いたずらしていたんですね…」

P 「そんな、みんな、嫌がってなんて!(“嫌よ嫌よも好きのうち”だったよ。たぶんきっと!)」
美希「ハニー……。そんなことするのミキにだけ、だと思ったから、ミキはおっぱいさわるの許してあげてたの」
響 「自分も、嫌だったけど、自分だけがされてると思ってて、ガマンしてたんだぞ!」
雪歩「胸の内にしまってたんですよぅ……」
律子「それなのにみんなを、まさか全員を触ってたなんて、信じられません」
ハム蔵「ちゅーちゅー!(ひどいよ! 恥ずかしかったよ!)」

 打ち上げのさなか、美希がふと このことを口走り、驚いた春香が、そして伊織が自分の被害を
打ち明けると、一人、また一人と告白し、場はセクハラ被害体験の発表会になっていたのだ。
Pの不貞、裏切り、卑劣への怒りと混乱で、気づけば、集団心理で誰もがおかしくなっていた。

社長「謝りたまえ。きみのワイセツ行為に耐えかね、みな違約金を払ってでも移籍すると言っている。
    そうなれば765プロはおしまいだ。だが、きみが誠意を持って謝れば、許してくれると言ってるんだ」
小鳥「プロデューサーさん、謝ってください (あたしだけ触らなかったことを)」
P 「すびません……」
 怒気と乱心でテンションマックスの場を、双子がさらにあおり立てる。
亜美「どっげざっ、土下座だー! 兄ちゃんもっと頭をこっすりつけて!」
真美「んっふふ。何回やらせるー? おっぱいを触った合計回数×10、でも足りないね→」
P 「そんなっ、俺は何百回、何千回謝ればいいんだい」
伊織「何十何百回触ったのよこの変態! 亜美たちまで揉んでんじゃないわよ」 ぐりっ!
P 「おふぉ!」 べたっ

 怒りと羞恥心に突き動かされて、自分でも無意識に、Pの後頭部に足をのせ謝らせる伊織。
伊織「ぁ…」
P 「す、すまないっ、ごめんなさい、御免なさい、御免なさい…」
 その大胆な行動に、真たちも始めこそ驚き戸惑ったが、すぐ考え直して加勢する。
真 「ボクもっ。伊織と同じ気持ちだよ、絶対許せないよ、こんなこと」 げし
春香「あ、私も」 ぺた
響 「恥ずかしかったんだぞー!」 ぐい
 土下座の姿勢のまま、アイドルたちの足が一本、また一本と、Pの後頭部に乗せられる。
P (あぁ、もっと、もっと踏んでくれっ! いけない俺を踏んでくれ)

 そんなPの頭上で、パシャリと携帯電話のシャッター音が鳴る。携帯をかまえた美希であった。
美希「ねぇねぇ、みんなで写メ撮っちゃおうなの」
律子「動画のほうが薬になるわね」
貴音「…………」さっ
あずさ「反省してくださいね」

 土下座しておっぱいもみもみの謝罪をしながら、アイドルたちの細い足で思い思いに踏みつけられ、
携帯電話のカメラで様々な角度から、動画に、画像に収められるP。赤く上気した表情と、異常な光景。
多人数プロデュースを任せた結果がこれだよ。

P 「御免なさい御免なさい御免なさい…………これで、300回言いました……」
春香「一回一回に誠意がこもってませんねっ、プロデューサーさん」
貴音「再び、始めからですね……」
伊織「ちゃんと悪いことした時を思い浮かべて、反省を込めて言いなさいよ」

P 『うぅ、伊織、うさぎに触るふりして、おっぱい触ってごめんなさい……ごめんなさい(×9)……
   やよい、ライブ前のハイタッチのふりしてパイタッチしてごめんなさい……ごめんなさい(×9)……
   千早、汗ふくふりしてちっぱい触ってごめんなさい……ごめんなさい……』
 Pに反省を促すため、事務所のテレビでは、それから幾度となく、機会を見つけてはP土下座の様子がひたすら流されるのであった。

だがPは、その後も「もう他の子にはやってないよ」というツラをして、セクハラをしていたのだった。病気である。

  • 最終更新:2012-02-17 12:44:00

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