Splattered Entrails

461 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 23:27:24 0
ほっこり顔で、俺のお手製・ピーマンの肉詰めを口に放り込むこの娘はご存知、天海春香。
先日ソロ活動を始めたばかりの、俺がプロデュース中のアイドルだ。
萩原雪歩とのデュオは確かに売れたが、これ以上のステップアップは望めない――
そう判断した俺と社長は、春香と雪歩をそれぞれソロアイドルとして再スタートさせた。

――と、春香は思っている。
ドームでのラストコンサートの後に俺を待っていたのは、春香からの告白。
もちろん俺は躊躇うことなく、春香の手を握り返した。
今では春香と2人、アパートを借りて共同生活を送っている。
ちなみに春香はお菓子作りが上手だが、逆にお菓子以外は上手ではない。
俺が彼女に手料理を食べさせているのはそういう理由だ。

いや、理由はもうひとつある。
それは萩原雪歩、いつも春香のとなりにいた少女だ。

462 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 23:28:11 0
春香の夢であるトップアイドル。俺はそれをどうしても叶えたかった。

だから、雪歩を配給会社の重役に差し出したときも、それほど心は痛まなかった。
あのときの雪歩は1日中泣いて、次の日の収録どころではなかった。
その重役から、数日も経たないうちに再度リクエストが来たときは錯乱して暴れたのだが
少し乱暴にしてやるとすぐに大人しくなった。

雪歩はそれから泣かなくなった。
「泣き虫雪歩」なんて呼ばれてた頃とは別人になったようだった。
どんな酷いことをされても、どんな大人数に輪姦されても涙ひとつ見せない。
もちろん、ユニットの仲間である春香の前でも。

2人はどんどん売れていった。
それは即ち、雪歩の「お仕事」が増えていったということでもある。
雪歩が知らない誰かに犯されるたび、春香の笑顔を見ることができる。
春香のこの笑顔だけは、絶対に失えないと思った。

463 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 23:30:55 0
ある日、雪歩が体に傷をつけて帰ってきた。
乳首に針を刺され、性器をカッターで傷つけられたそうだ。
それを聞いた俺は安堵した。乳首も性器も、人前で見せるものではない。
きちんとこちらの事情をわかっている「お客さん」と、もっと仲良くなれそうだと思った。
それを言うと、雪歩はTVに出るときと同じ笑顔で「わかりました」とだけ答えた。

引退するころになると、もう雪歩の身体は売り物にならなくなっていた。
切り取られたクリトリスの包皮。
すでに原型をとどめない乳首らしきもの。
脱肛し、直腸をだらりと垂らす肛門。
トップアイドルを一皮向けば、ただの化け物――

もう十分だ。春香のためを考えれば、この人気の絶頂のうちに引退すべきだ。
後は残りの人生すべてを春香のために費やすだけだ。

そして元トップアイドル・天海春香と、化け物・萩原雪歩は袂をわかった。

464 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 23:42:41 0
「○○の、天海春香といっしょにやってた人……今何してるんだっけ?」
業界の人間にそう訊いても、たいした答えは返ってこないだろう。
雪歩を買っていた権力のある人々が、そういうことにしたからだ。
そんなアイドルはいなかったのだ。
いるのは歴史に残る大活躍をした伝説のアイドル、天海春香だけだ。

幸せな日々が続くかと思われた。
だが、それはとある悪徳記者によって崩壊の危機を迎えた。
『消えたアイドル・萩原雪歩を追え!』
奴はどこからか、その後の雪歩が隠れ住んでいる地域を探し当てたらしい。
深夜のコンビニに入る姿だの、コインランドリーから出てくる場面だのの写真が載った。
これで、世間は雪歩のことを思い出してしまうだろう。

そうすると、次に暴かれるのは俺の行動。
「お客さん」たちの性癖・犯罪・権力の乱用。
そして崩れる、春香の幸せ。

それは、とても困る。

465 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 23:58:55 0
雪歩を殺そうと思った。
やるなら、早急に死体を処分する必要がある。
肉・髪・骨・血液すべてを消さなくてはならない。
春香の永遠の幸せのためにはそれが必要だ。
俺はいいアイデアを思いついた。

借りておいたウィークリーマンションのバスルームに、雪歩を閉じ込める。
殺されることがわかった雪歩は暴れまわったが、なんとか大人しくさせることができた。
叫ばれると面倒なので、喉までパイプを突っ込んで固定しておいた。

俺が思いついたのは、雪歩の身体をすべて食べてしまうことだ。
肉を食べるのは春香にも手伝ってもらおう。雪歩の命すべては春香のためにあったのだ。
春香を幸せにするためならば、きっと神様も仏様も許してくれるだろう。
髪はちょっと燃やせばすぐだろう。残った骨と血は、砕いて海に流せばいい。


475 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 16:25:15 0
6/21 18:27 ●REC

喉にパイプが通っていて、声を出すことができませんでした。
右足をノコギリで切り落とされたけれど、出血と痛みで意識が飛ぶようなこともなかったです。
私の右足は何日か前から、付け根を鉄のワイヤーで縛られていました。
どこからか、コンセント型のクランチを持ってきて、それでぎゅっと縛ったんです。
1,2日するともう足の感覚がなくなってて、そこで切られました。
すごく痛くて、私はずっと叫んでいました。
でも、出るのはふしゅー、ふしゅーっていう空気の音だけなんです。
涙がぼろぼろ出て、お父さんとお母さんのことばっかり考えていました。

あの人が紫色になった私の足を天井から吊るすと、血がびゅーっと出てきました。
それから傷口に切れ込みを入れて、それを縫われました。
消毒して包帯をぐるぐる巻きにされてから、ワイヤーを外してもらいました。
しばらく経って、紫色だった足がもとの肌色に戻ったころ、
あの人が戻ってきてそれを持って出て行きました。

バケツに朝食シリアル1袋が牛乳に漬けてあって、それがご飯です。
水はお風呂に溜まっているのを飲んでいました。
喉のパイプで、蚊みたいに吸うんですよ。じゅるじゅるーって。


476 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 16:30:13 0
私がいくら叫んでも、あの人は許してくれませんでした。
「うるさいなぁ」って言って、私の顔をがんがん浴槽の淵に叩きつけました。
鼻の骨も折れましたけど、もっと痛かったのは歯がいっぱい折れてグチャグチャになっちゃったことです。

でも、その後しばらくは何もしてきませんでした。
たぶん私の体力が回復するまで待ってたんだと思います。
私が元気になったのを見計らって、また同じようにワイヤーで左足も縛られましたから。
もう1本の足もなくなっちゃうのかと思うと涙が出てきました。

あるとき、バスルームの扉が開けっ放しになっていました。
私は鎖で繋がれていて、足もないので逃げられるとは思いませんでしたけど
あの人がキッチンで何かをしてるところを見てしまいました。
料理をしているように見えたけれど、その材料を見て私は吐き気がしました。

私の右足でした。
切り落とした私の右足を、ちょうどいい大きさに切り分けて
まるでお肉屋さんで買ってきたみたいにポリ容器に詰めているところでした。
そのとき初めて、私は殺されるんじゃなくて、食べられるんだとわかったんです。


477 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 16:41:30 0
パイプを挿したままの喉から血が出てきました。
左足を切られてもがいている時のことです。
叫びたくても音にならないけれど、すごく、すごく痛くて私は頭がおかしくなりそうでした。
胃の中のシリアルと水をぜんぶ吐き出していたら、ゼリーみたいに固まった血がごろっと出てきました。
本当に私、死んじゃうんだなぁと思って悲しくなりました。

私の人生って何だったんだろうと考えました。
弱い自分を変えたくてアイドルになって、それで何かいいことがあったのかって。
夢なんて見なきゃよかったって思います。
テレビに出て、ファンの皆に応援してもらって、大変だけど充実した毎日が送れるんだって。
でもこれじゃ、死ぬために生まれてきたのと同じです。
いいえ……実際そうなんです。春香ちゃんや他の皆が生きていくために、私が死ななくちゃいけないんです。
あの人の目を見てると、自然とそれがわかりました。

それから私の意識は飛び飛びになってきました。
血が足りてないのと、傷から入った雑菌で高熱が出たみたいです。


478 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 16:44:44 0
1週間くらい経ったら、今度は両腕を縛られました。
私がもうすぐ衰弱死するのを見越して、これで死なせるつもりだとわかりました。
あとは臓物を抜かれて、余分なところはミキサーにかけられて
ドロドロのピンク色のスープになった私はゴミとして処分されるんでしょう。

なんだか急にどうでもよくなっちゃいました。
今まで生きてた理由とか、私が殺される理由とか、考えるのが馬鹿らしくなったんです。
私は最初から家畜だったのを今更思い出しました。
……いや、本当に家畜だったらもう少し優しくしてもらえました。
私は――そうですね、生ゴミです。私は生ゴミとして生まれてきました。
春香ちゃんっていう花がきれいに咲くように、土にぐちゃぐちゃ混ざってる汚い生ゴミ。

ついにあの人がノコギリを持ってバスルームに現れました。
私はもう暴れる気にもならなくて、目をつぶってじっと殺されるのを待ちました。

まず、左腕の付け根にぴたっとノコギリの刃がつけられる感覚がありました。


479 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 16:49:02 0
ブシュっと血が噴き出して、バスルーム全体が真赤になりました。
お肉を切られるのは痛いですけど、頑張れば意識がなくなるようなことはありません。
慣れないのは骨をごりごり削られるときで、いつも私はおしっこを漏らしてしまいます。
そのときは特におしっこが溜まっていたので、血と同じぐらいいっぱいのおしっこを
撒き散らしてしまいました。それが嫌だったのかあの人は、私のお腹を踏みつけました。
その衝撃で、今度はうんちがビューッと音を立てて噴き出してきました。
あの人は舌打ちすると、うんちと血をシャワーで流しました。

今までは手足を1本切ると、体力が戻るまで待ってくれていたんですが
今度は死んで元々なのですぐに残りの右腕にとりかかりました。

そこから先はぼんやりとしか覚えていません。
頭がふわーっとして、なんだか幸せな気分になりました。
死ぬのが気持ちいいなんて素敵じゃないですか?
今までずっと、気持ちいいことなんてしたことなかったんです。
顔中油でべとべとのおじさんとセックスしてる時も、
覚せい剤で頭のおかしくなったアーティストの人にカッターでクリトリスを弄られてるときも
気持ちいいなんて感じたことなかったのに――死ぬときが一番気持ちいいんです。


480 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 16:53:42 0
あれ、って思いました。
私は確かに両手両足を切られて死んだはずなのに、まだ温かい感触があるんです。

うっすら目を開けてみると、なぜかそこには春香ちゃんがいました。
春香ちゃんは血だらけで、ものすごい量のゲロを吐いていました。
「雪歩……雪歩、ゆき…ほ……」
泣きながら、うわごとみたいに私のことを呼んでくれました。

よく見ると、春香ちゃんが浴びた血は私のじゃありませんでした。
たぶんそれは、そこで倒れているあの人――プロデューサーの――
手にノコギリを握りしめたまま、肉切り包丁で背中を何度も突き刺されて死んでいました。

自分が助けられたことがわかるまで何時間かかったか覚えていません。
ただ、春香ちゃんが呼んだパトカーや救急車のサイレンははっきり耳に残っています。


481 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 17:36:40 0
――――――――――――――――――――――――――――――

窓際のベッドでうとつく少女は萩原雪歩といった。
かつては天海春香とともに日本のアイドル界のトップを握った人物である。

うんん、と声を出して身じろぎをすると、掛けていたブランケットがずり落ちた。
現れたのは手足のない、達磨のような身体。
股間から伸びた汚物のホースが、まだ彼女が生きていることを感じさせる。
手足の切り口は綺麗なピンク色をしている。医師が皮膚を移植して整えたらしい。
栗色のさらさらの髪は腰まで伸びて、ベッドの淵から垂れている。

その姿を、俺は美しいと思ってしまったことに罪悪感を覚えた。
そもそも、彼女がこんな姿になったのは俺が原因なのだ。
せめてもの罪滅ぼしとして先日、事件のあらましを語ったビデオを録画させてもらった。
はっきり言って、世間にこんなものが出回ることはないだろう。
だが芸能界の裏側を見せ付けるには十分な素材だ。
「悪徳又一」と堂々と名前を書いた封筒で、●●編集部に送りつけよう。

俺は……これからどうしようか。この芸能界を暴き続けると、一体何が見えてくるのか。
少女の命をブタの糞と勘違いしたプロデューサーだの、ラリったアーティスト崩れだの。
そいつらを暴くことでしか、この不幸な少女は救われないんじゃないのか――
そんなことを考えて、ガラじゃねえぞと思い直した。
芸能界――この世に地獄があるとしたら、ここがそうだろう。


482 名前: Splattered Entrails [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 17:41:24 0
      ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \   >>428はこれのための
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   > 壮大なネタ振りだったんだよ!!
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    /    
       l   `___,.、     u ./│    /_ 
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
  • "  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
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おしまい
どうやったら〆られるのかずっと考えてて結局思いつかなかったっていうごめんなさい

  • 最終更新:2009-07-20 22:36:22

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